楽天は陸マイラーをどう変化させる?ソラチカルートと楽天ルート。
◆2018年2月22日追記:陸マイラーがここまで増加・発展の一途を支えたソラチカルートが閉鎖されました。 とはいえ、私自身は元々、楽天マイラーであり、その収支だけで陸マイラーをやってました。
その辺りを踏まえて、記事を再編しています。
私モノヴェノは以前まで、楽天スーパーポイントを稼いでANA国際線特典航空券を獲得していました。
レートは楽天スーパーポイント2PT=ANA1マイル。つまりハワイの往復には最低86,000ポイント(43,000マイル)必要になりますね。
これだけのマイルを稼ぐにはどれだけ買物すればいいのか・・・と思われるでしょうが、上手くセールとヤフオクを活用することで、大した出費もなく稼ぐことが可能になっているんです。
陸マイラー的楽天スーパーポイントの稼ぎ方、教えます。
ハッキリと、ポイントサイトに依存しなくても十分にマイルを稼ぐことは可能であると断言します。
【楽天スーパーポイントのマイル交換】
①1000ポイント/日を上限に毎日交換申請可能。
②1週間以内にマイルが付与される。
面倒くさい、と思った方も多いと思います。そう、面倒くさいのです。元々は1日3万ポイント上限で、交換も2-3日で完了していたのですが、今年、大きく改悪されました。
ですがレートは変わっていませんし、まあ仕方がないかなと思える範疇だと考えています。
まあ、仕方ないと言いつつも、この改悪が私にとって本格的に陸マイラーとして歩み出したキッカケでもあるんですが。
【交換の仕方】
楽天PointClubから、「ポイント交換」のリンクがありますので、そこから交換しましょう。
1日1000ポイント(500マイル)、1カ月で20000ポイント(10000マイル)が上限となっています。
【ポイントのため方】
期間限定で大量ポイント獲得はよくみかけますが、コレは使えませんね。では何を駆使するか、ということで「楽天スーパーDeal」を活用することになります。これは、一部の商品に限られますが、購入価格の20%~55%程度のポイント還元がされるお得な内容となっています。
もちろん「ほしいもの」がなければあまり積極的に活用するわけにはいきませんが、年に数回「めちゃくちゃお得」な商品が対象となることがあるんですね。
それが、「プレイステーション4」や「PS-Vita」、といったゲーム機本体になります。半年ほど前には「PS4」が50%還元、Ps-Vitaが「30%還元」といった形で結構な還元率をしてくれたことがあります。(楽天スーパーポイントアッププログラムの増加分を除く)
それを買って、どうするの?という話ですが、私はヤフオクで取引をして購入額の80%~85%程度で出品しています。ヤフオクの場合、8.64%の手数料がかかりますので実質75%前後が、皆様の実際の手元に残る金額だと考えてください。ポイント還元率を考えると、支払額の100%を超える、つまり利益を出しつつポイントを確保できるんですね。
セコいようですが、「腐らず」「定価の7-8割くらいで売れ」「ポイント還元率が良い」商品を買うことで、超効率的にマイルをためることが可能になるんです。おひとり限定1個とかの制限があるので、複数購入などの大量獲得にはなりませんが、それでもPS4の50%ポイントであれば約2万、マイル換算で1万マイルにはなりますね。
【なぜ、多くの陸マイラーが否定する楽天を推奨するのか】
当ブログではANAマイルを稼ぐ方法の1つとして、楽天スーパーポイントを活用する事は『オススメできる』方法の1つだと考えています。多くの陸マイラーブログでは触れられない、つまり、メリットがないと考えられているのになぜか。
一番大きい理由は、楽天ルートを紹介しても、ブログの執筆者には一切の収入がないからです。だってこんなブログやってる人の大半は、「紹介料」が欲しいからですもん。私だって始めた動機はそうだ。
閑話休題。
たしかにポイントサイトの80~100%還元商品と比べると大きく見劣りします。ですが、還元率は低くとも「多様な商品を購入できることが可能」だからです。日常生活において、いろいろな商品を購入することになりますが、その中に楽天スーパーDealに紹介される商品も少なからずあるからです。
離乳食や、健康食品関連。家具や家電、ファッションだけでなくスポーツ用品など様々なジャンルが取りそろえられています。そういった意味で、ポイントサイトの高還元商品よりも長い目で見て購入できる幅が広い、というのは重要だと思うのです。ポイントサイトの場合、大抵が「初回購入」限定だったりしますからね。
だからこそ、当ブログでは「楽天は陸マイラーにとって重要なサイト」であると力説しますし、皆さんにも活用してもらえればいいのでは、と考えています。
【どんな時に使えばいいのか】
楽天スーパーDealは時折、自分の好きなお店が出展することも有りますので、そういう時にシッカリ購入することをお勧めします。
例えば私の場合、過去にC-IN2というブランドの下着が3~40%還元で出たときに、将来分含め20枚程度まとめ買いしました。(↓こんなの。興味のある方はどうぞ)
自分の生活にあわせて、「必要なものを、まとめて購入する」が鉄則です。ポイントサイトのように、ポイント目的で無理して購入する必要はありません。
【楽天だけでマイルはためられるか】
答えはNOです。
「・・・前の力説はどこ行ったんだ」「手のひら返しが激しすぎる」というお言葉が出てきそうですが、重要なサイトではありますが人を選ぶ、ということを付け加えておきます。
表題の通り、私は3年前~1年前までは「楽天のスーパーポイントのみでハワイを往復する楽天マイラー」でした。だからこそ、現在の楽天ではメインサイトになり得ないことが分かっています。
以前までは、楽天スーパーDealで「80~90%還元」がゴロゴロしていたため非常に「美味しい」し、「楽天だけでマイルをためられる」と(実際に私はやっていたので)豪語できたのですが、現時点では最大で55%です。マイルに換算すれば、実質還元率は25~27.5%。ホノルルへの往復に必要な43000マイルをこの還元率でためようとすると、20万円近い支出が必要になります。30%還元商品であれば15%。より支出が大きくなりますね。
つまり、それなりに買物をできる方であれば十分メインサイトとして活躍します。しかし、ポイントサイトでカード発行などの高額案件のみでやってきた陸マイラー(できる限りお金を使いたくない方)から見れば、そもそも考えるに値しないということです。
ですから、「万人受けはしない」という意味で、NOという回答をしています。
【楽天2ptを1マイルにかえる価値はあるか】
楽天の2円を1マイルにかえるかどうか、が最終的な判断価値になるかと思います。
政府がまとめた「ポイントの価値」では、ANA、JAL共に1マイル1.5円という試算がなされています。そこから勘案すれば、1マイル2円という交換比率は分が悪いですよね。ですが、優待航空券に使うという前提であれば、1マイル2円~3円の間で使えますので、逆にお得ということも有ります・
pan style="color: #ff0000">ハワイを往復86000円~(ローシーズン必要マイル・43000マイルをすべて楽天ポイントで賄った場合)で行けると考えれば、かなり安い買い物だとも思っています。沖縄の場合は12000マイル~(24000円相当~)です。LCC並みの価格水準ですよね。
2円1マイル、という数字だけ見てしまうと「うーん」と悩んでしまいますが、「実際の航空料金」と照らし合わせてみれば、行く場所によってお得になることも多々ありうる、ということですね。
見向きもされなくなっている楽天 × ANAマイルという選択肢。陸マイラーの皆さまに、少しでも役に立てばいいなと思います。